児童養護施設って具体的にはどんなところ?

日本国内において、児童養護施設を必要となっている状況が増えてきているようで、現在、日本国内に600近い数の児童養護施設があります。
80パーセント程度の稼働率となっていて、場所によっては入所者が多くて利用できないという施設もあります。
全国で28,000人近いお子さんが入所し生活を共にしているため、以前と比べて珍しいものでは無くなってきているのです。

児童養護施設とは?

1947年に公布された児童福祉法という法律で定められた児童福祉施設です。児童福祉施設には、他にも保育所や助産施設、乳児院、母子生活支援施設、児童厚生施設、障害児入所施設、児童発達支援センター、児童心理治療施設、児童自立支援施設、児童家庭支援センターなどがあります。

児童福祉施設はそれぞれ特色があり、こちらの児童養護施設は、お子さんを預かってもらう施設のことです。
預かる期間は、長期だけでなく短期でも預かってもらうことができます。
こちらの施設に入所するには、決められた基準をクリアしていなければいけません。
基本的には、児童相談所で育児の悩みを相談し、そのご家庭の家計の状況や家庭環境などを明確にし、児童相談所が児童を保護する必要があると認めてくれれば預けることができます。
また、年齢的な縛りもあります。基本的には1歳から18歳までという年齢制限がありますが、施設によっては、20歳まで在籍できる所もあります。

児童養護施設に入所する理由

施設に入所する理由の多くは、家庭で育児ができなくなったというです。
なぜ育児ができなくなってしまったのかというと、両親からの虐待や両親の育児放棄、両親の死亡、両親が行方不明になった、両親の離婚、両親の未婚、両親の精神疾患、破産などの経済的な理由、児童自身の問題といった理由があります。

短期入所の場合には、両親が片親で生活を確立させるために、働きだしてから仕事に慣れるまでの期間だけ入所するといった理由や、両親の入院などによって短期的に育児をすることが難しくなったような理由があります。
こちらの施設に入所する理由の大半が、ネガティブなものとなっています。

児童養護施設の存在意義

こういった施設が存在する理由は恵まれない環境によって、生活が困窮している児童に対して、生活環境を確保し、退所後も自立して生活するだけの力を付けてもらうことにあります。
児童養護施設では、高校卒業と同時に就職する人が多くなっているのですが、専門学校や大学に進学する人も増えてきました。

元の家族と一緒にいたら、まともに勉強をすることができなかったり、虐待などによって精神を病んでしまったりするようなお子さんを、保護し将来一人で生きていくための力をつけるようにサポートするのが児童養護施設になります。
もっと児童養護施設について詳しく知りたいという方は、 福音寮LITALICO発達ナビというホームページに詳しく書かれていますので、チェックしてください。